年式が古く、走行距離も長い車は、買取の対象になるのかどうか気になるところでしょう。たしかに古い車はマイナスに働きますが、きちんとメンテナンスをしていくことで、査定の買取対象になります。本記事では年式と走行距離におけるそれぞれの査定額の影響度合いを説明したうえで、査定額をアップするために重要なポイントについて紹介していきます。
年式は査定額に大きな影響を及ぼす
年式とはナンバープレートが交付された年月日で、車検証の初度登録年月日に記載されています。年式は毎年1月1日をすぎると更新されていき、年式が古くなればなるほど査定額は下がっていきます。
一方、年式が新しい車は比較的性能がよい傾向にあり、高額で買い取ってもらえるケースも少なくありません。故障のリスクも低く、カーナビなどのオプションも比較的新しいものでそろえられています。
走行距離も査定額に大きな影響を及ぼす
走行距離とは、これまでの累計でどのくらい走ったのかを示す数字です。こちらはオドメーターを見れば一目でわかります。
走行距離の目安として、例えば普通車の場合は1年間で1万キロが平均だといわれています。5年落ちの普通車の場合、キロ数に年式をかけた5万キロが標準的な走行距離の目安です。
年式の割に走行距離が短い車は、意外にもマイナスに働きます。走行距離が短い場合は、あまり乗っていないことが考えられるため、トラブルの回数も多くなることでしょう。
一方、走行距離が10万キロを超えてくると、過走行車としてマイナス査定を受けやすくなります。年式が古くなっていくと、走行距離もそれに伴い長くなるので、査定額が下がる傾向にあります。
年式が古くて走行距離が長い車でも買い取ってもらえる理由は
年式が古くて走行距離が長い車であっても、買取不可になるケースは非常に少ないでしょう。ここではそういった車が買い取ってもらえる理由を、3点紹介します。
海外で利用できる
仮に古い車でも海外で需要がある車であれば再販売可能です。日本車は古い車でもなかなか故障しにくいため、海外でも人気があります。海外に販路がある買取業者の場合、そのような車を積極的に買い取っているケースが多いです。
コレクター需要がある
古い車をコレクションとして集めている方がいます。買取業者の中にはコレクター需要を見越して、古い車を積極的に買い取ってくれるところがあります。特に限定生産された車や、熱烈なファンがいる古い車種についてはねらい目です。
部品として活用できる
車として販売できない場合でも、部品として活用できれば買取の対象になります。車としての金銭的価値はゼロであっても、部品に価値があるケースは少なくありません。古い部品は現在生産されていないことがあるので、そういった部品を確保するために買取を行っています。
日頃からメンテナンスを行うと状態のよさでプラス評価を受けやすい
年式が古く走行距離が長い車でも、高額査定を受けられます。年式と走行距離がマイナスでも、外装・内装・エンジンなどでプラス評価を受ければ、高額での買取が叶う場合があります。
少しでも高く買い取ってもらいたい場合は、車のメンテナンスを欠かさずに行いましょう。各種点検や車内の清掃など、車のメンテナンスに気を配るとよいでしょう。
複数の買取業者の中から見積を取って選ぶ
年式が古くて走行距離が長い車に関しては、査定額が買取業者によって大きく異なる可能性があります。古い車の買取実績が少ない買取業者では、査定額が低くなることもあります。古い車を取り扱っている数によって、査定額に大きな差が出てくることでしょう。
年式が古く走行距離が長い車でも、高額での買取を実現したい場合は、複数の買取業者の中から選ぶとよいでしょう。買取業者の中には、古い車でもきちんと査定をしてくれるところがあるので、そのようなところを積極的に選ぶことがおすすめです。
廃車買取業者や自動車解体業者に持っていく
複数の買取業者に査定を依頼したけれども、査定額がつかないことがあるかもしれません。そういった場合は廃車買取業者や、自動車解体業者に相談することをおすすめします。
廃車買取業者や自動車解体業者は、車の部品の価値に応じて査定を行っています。状態が悪い古い車であっても買い取ってもらえるので、最終手段として検討してみるのもよいでしょう。
まとめ
今回は年式と走行距離が重要な査定基準になりうること、そして古い車を少しでも高額で買い取ってもらうために必要な要素について解説しました。高い金銭的価値がつくケースも多いので、ポイントを押さえてうまく進めていきましょう。
古い車の買取を依頼する際は、「有限会社 グローバルネット」までご連絡ください。どんな車でも丁寧に査定し、お客様のお悩みにお応えしております。アフターフォローも手厚く行っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
